No.24000080 Euphorbia
ユーフォルビア ラロ Euphorbia laro
マダガスカル 原産
level 85 rank S
size L / 16cm pot
/H 65cm W 40cm (全体) H 56cm W 40cm (植物のみ)
現地へ行って涙したい植物は星の数ほど有るんですけど、やっぱ幹をパンパンして見上げるのは憧れでして。
その中の最上位に君臨する植物のひとつです。
今回の株は、過去一と言っても過言の無い、コンパクトにバランス良く仕立てたが出来た株です。
二十余年前に出逢った頃には、世間知らずで、僕自身、まだまだコレに惹かれなかった事を思い返します。
元々、進化研由来の現地採取種子か?枝から。枝ひとつ譲って貰ったのが僕の始まりです。
これに出逢った当初は、既に棒きれ集めはしていたのですが、
別に大したモンでも、ロクでもねぇな。と思って、どうせ、ミルクブッシュ(Euphorbia tirucalli)だろ?
と、他の種とは異なって、適当に乱雑に扱っていました。
で、数年後の。とある冬のある日。
いつもの如くブっ詰めの置き場の中で異様な程に輝く棒を見た時。。。
’’アレ?こんなモンいつ手にしたっけ?’’と、記憶が飛ぶ程に素晴らしく美しいその草姿に見惚れてしまいました。
他とは一線を画して、ダントツ。
褐色、、嫌、黒く染まった細く細かな棒を見た時に全てが180℃見事にひっくり返りました。
株元のラベルを確認して見ると、僕の汚い字で 『E.ラロ』
その晩、没頭してコイツについて調べまくったのは今でも忘れません。
空間演出能力の高さが他の種と比較しても桁ひとつ。嫌、ミルクと比べたら、桁二つ三つは異なり、次元が違います。
細茎で精度高く、不規則かつ規則的に枝を広く張り巡らせます。(まるで三次元の蜘蛛の巣のような造りです。)
勿論の事、進化の過程を確かめたいと思う程に比類無き唯一無二の存在です。
まぁ。現地に行って涙したいのですが、ぶっちゃけて書くと、『人間の身体ではなく、もっと小さな身体になって』このブッシュの中に飛び込みたいです。
共存共栄共有論の祖。
それはディディエレア科の時に詳しく書きますが、ラロ見てると。
人間になんて見つかるなよ。って生き物はまだまだ陸上にも存在すると思います。
ラビリンス。この毒のあるただの棒きれから誘惑が一気に加熱して派生して僕は虜になりました。
まぁ。今の顔は夏顔なので、見て欲しいのはこの顔ではありません。
秋終わりの朝晩冷え込む頃迄、しっかりと朝露あてて、色載せて。
冬の間はじっくりと、眺めて見惚れてあげてください。
僕が桁外れ。と書くのがその姿を見た方、ひとりだけには伝わると思います。
其れがこのサイズで堪能できるなんてのは、本来ならばそれだけで、『凄い事』なのですが、僕に上手く伝える能力が無くてラロには申し訳なく思います。
この種はいう事聞かずで、なかなか上手く増えてはくれません。
未来に頑張って普及させて、多くの方に見てもらいたい棒切れです。
こんな風な伝わる株を僕自身並べてニヤニヤしたいです。
勿論の事。この国で見上げるのも僕の夢なので、大株は過去に仲間にせがまれて出してしまいましたが、
また一昨年からリスタートしたので、未来に是非とも一緒にニヤニヤ出来る方、是非とも話し相手お願いします。
僕も、今よりもっと良さを伝えていけるように株も、文章も、今よりもっと精進しなければいけません。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2024/09/12(木)20:00 〜 2024/09/14(土)23:10
終了
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