No.25000211 Agave
アガベ 吉祥冠 鈍覆輪錦 Agave sp 'Kissyoukan marginata'
メキシコ原産 選抜種
level 80 rank S size S / 15cm lowpot /H16cm W17cm (全体) H8cm W17cm (植物のみ)
先に紹介した基本種の吉祥冠は1970年代にサボテン現地荒掘り最盛期の頃に一緒に現地から来日したアガベの仲間です。
詳しくはそちらに記載してありますのでご覧ください。
当時はコンパクトに纏まり、新品種という事で、人気が高まり、吉祥天(Agave parryi var. huachucensis)、吉祥殿(Agave potatorum)に倣って吉祥冠という和名が付けられたようです。 吉祥天や、吉祥殿があまり子吹きして増えないのに対して、吉祥冠は子吹き旺盛で増えやすい方のアガベなので、生産が増えて一気に普及したらしいです。
当時、長野県で広く栽培、生産されている中で、日本の園芸らしく錦も色々と作出されました。
僕の知る限りでは鈍中斑、鈍縞斑、鈍覆輪、曙斑などはその当時の作出種で、1990年代に作出され、今では最も普及した白覆輪錦はその中の鈍覆輪錦からの枝変わりです。
で、この鈍覆輪錦。 一見ただの鈍覆輪錦ですが、ある仮説の下に、作出の先祖返りを求めたひとつになります。
1990年代に白中斑は生育良く、子吹きも良く、安定して葉焼けもせず、一気に普及していくのですが、その裏で、未だに普及せず、生育難な夏バテする白中斑の存在があります。 純白の鮮明な白中斑は非常に美しく、当時からの高嶺の花で、未だに見かける事すら極稀です。
僕自身、白中斑つくってはいますが、やはり、夏場のワンミスで下葉を上げてしまいます。 本来ならばそちらを先に紹介するのが本望ですが、今丁度いい株が出ないので、ソレの先祖返り株から色々と見えて来た事を記載しておきます。
白中斑が、吉祥冠のクセに立ち上がりが難なのは、ヒトの目には見えにくいのですが、いわゆる全斑だからです。
白中斑の先祖返り株に純アオとこの鈍覆輪錦に戻って、季節冴えの鈍覆輪に白中斑が入っているので、覆輪錦+中斑という二重構造の錦葉になります。 ただの鈍覆輪なら、光合成部分がこの株の様にセンターに残っていて生育障害は無いのですが、白中斑に関してはその部分に斑入りが乗っかってしまっている為、殆ど冴期の夏場には光合成出来ません。
形成層や、キメラ斑の話を文章では伝え難いので、ダラダラとは書きませんが、単に吉祥冠 白中斑が、夏バテし易く、普及しない理由です。
で以前、インスタにチラッと胴切り後の画像を載せましたが、鈍覆輪ではなく、アオ迄戻してから、その要素のある白中斑をつくるのが目的だったので、今回改めて、この内容を記載して置きます。
この株は僕の中では選抜漏れの個体ですが、要素は有りますし、斑入りのパターンも旧来の鈍覆輪錦とはちと異なる美しい株です。
吉祥冠だけでも様々に楽しみ方があります。 この子株から白の要素を持った個体が現れる可能性だってあります。 園芸の楽しみ方は人それぞれですが、本当に深くて面白い部分を共有できたらと思います。 試験管の中で次々と錦の作出が盛んに行われる時代だからこそ、園芸本来の面白い部分を知って貰いたいです。
この株の現物みて生育のバランスをじっくりと眺めて貰えればと思います。 それだけでも十分に価値のある逸品です。
僕の大先生。吉祥冠先生です。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2025/04/02(水)20:00 〜 2025/04/04(金)22:00
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入札者 | |
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ささきち | ¥10,000 |