No.24000123 Caudiciforms
パキポディウム アンボンゲンセ Pachypodium ambongense
マダガスカル原産
level 50 rank A
size S/10.5cmpot
/H35cm W26cm(全体) H25cmW26cm(植物のみ)
幹の直径6cm(トゲ含まず)
僕しか知らないような種でしたが、もはやここ数年の情報化社会で一気に広く知れ渡ってしまったパキポディウムです。
マダガスカル北部のナモロカ保護区のツィンギを流れるアンボンゴ川流域の石灰岩の台地に数回所のみの自生域を持つ希少種です。
近年では実生も盛んになり、実生苗も少量ですが、出回るようになりました。
ココら辺のパキポディウムは実生が溢れれば普及すると思いますが、ビジネス希少扱いの種なので当面は高値の侭だと思われます。
パキポディウムの中でも高温な地域の自生種で冬季の寒い時期の加湿は腐らせやすいので注意が必要です。
ラメリー等とは一線を隔して、小型な方のパキポディウムで、進化形態としては取り残された孤立系の種になります。
現地に行って一から勉強したい植物ですが、第一開花も早く、生育も旺盛なので今後は不細工な株の流通が増えそうなパキポです。
稀に販売されてるのを見ると、アレじゃあ。良いラメリーより酷いな、、、って、アンボンの価値すらない様な、こん棒が販売されていたりします。
あんなモンによく金出すな、、、と思います。が、品種名だけで売れるのも、ビジネス希少の膿です。
先日タイに行った際も不細工なラメリー同然のふくらはぎサイズの木偶の棒ばかりでした。
実生は既にガンガンと盛んに行われて既に大量に実生苗は有りました。(サイテス1なので、今後の日本での流通は分かりません。)
この株は自家播種の2019年の実生株で、初開花を兼ねて掲載します。
この様にしっかりとメリハリ持たせてゆっくりとつくると、幹元もトゲもしっかりと充実して応えてくれます。
小苗を手にした方は参考にしてください。
伸ばせば、すぐに大きく伸びるし、ひ弱になると先細るし、枝もアームデブになりやすいので、ゆっくりとじっくりとメリハリを持って高温期の短期間のみに生育させる事を心がけてください。
年のうちの9~10か月は、ボディにしっかりと光をあてて、伸ばさず太らす方に特化します。
極端に断水すると萎んで萎えますが、水入れるとコイツは根が充実していればすぐパンパンに戻るので、乾燥に耐えるボディをつくりましょう。
とりあえず、最初の10年~15年くらいは、極端に鉢増ししたり追肥せずに、その管理の方が後々の姿が良いと思います。
焦らず、急がず、種の性質を理解してつくれば、格好良く、つくり易い方の種です。
この種の一番素晴らしいのはボディに纏う太くて素晴らしい黄金のトゲです。
本当に冴えた季節は黄金に輝きます。
僕自身、この種に惚れて、誰も知ら無い頃からゾッコンの植物ですが、普及しても、アンボンはしっかりと格好良くつくっていきたいです。
逆に意識して管理しないと木偶の棒の不細工にしかなりませんし、生育早くて、大きくなりやすいので注意が必要です。
丁度花時期が今年も終わりですが、8月から10月頭くらいが開花期ですが、やはりこれからの季節に加温入れないと種鞘は結実させても欠落させやすいです。
最低温度はアクシデント的には5℃程度は耐えますが、やはり20℃程度の加温下の方が生理的にはスムーズです。
格好の良い株をSELECTしました。
木偶の棒の販売価格程度か以下くらいのスタート価格に設定しますので、評価いただければありがたいです。
現物みて納得してくださればと思います。(出来ると思います。)
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2024/10/02(水)20:00 〜 2024/10/05(土)22:40
終了
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