No.24000114 Caudiciforms
パキポディウム イノピナツム Pachypodium rosulatum var.inopinatum
マダガスカル原産
level 95 rank SS
size S/15cmlowpot
/H27cm W28cm(全体) H19cm W28cm(植物のみ)
幹の直径10cm
十年以上前の輸入球です。
イノピ。
今から50年前、学術記載されるのが1996年なので、ソレよりも20年以上前の話。。
日本多肉植物の会の会報にカラー写真でロスラーツムの白花(Pachypodium rosulatum White Flower)
として古く紹介されております。
当時はグラキリスの幻の白花として称された様です。
そう考えると、確かに僕が始めた頃もイノピに関しては別格感がありました。発見され学術記載前から鉢の中で咲いている写真に僕も心躍りました。
マダガスカル中央高地北部マハジャンガ州テロミタ近郊の標高の高い1000m以上の限られた自生域で、幹肌白く、葉が細長いのが特徴です。
勿論の事、特徴として一番なのは大輪のフリルのある白花ですが、近縁種の有無というよりも、生き残りの群落として白花が残った。と考えた方が分かりやすい種です。
このイノピに関しては詳しく書き始めると止まらないので今は省略しますが、ホロン、エニグマ同様に雄蕊がデカく硬いので、共通の祖が有りそうな気がします。
管理基準になる種。
イノピナツム。
イノピを管理するにあたり、まずは活着難物です。
発根はしても活着するのに焦ると根腐れして、萎んだり、腐敗が進行したりさせやすいです。(実生苗も同じく。)
また、一度萎むとなかなか戻らないのでまずは根を充実させる事を心がけてください。(実生苗も同じく。)
でもって、活着し、根がキチンと水を吸えるようになると、一気に伸びます。(実生苗も同じく。)
生育旺盛でグラキリスとは全く別物の植物です。(実生苗も同じく。)
グラはどちらかというと適当でイイ感じですが、イノピやカクに関しては極端なメリハリをつけてください。(実生苗も同じく。)
全く祖が異なりますので、ココら辺はロスラの亜種情報ひと括りにしない方が妥当です。
似て非なるモノ。
ソレが限られた自生域の種という括りなのですが、近年は遺伝子検査も含めて、学者さんは纏めたがるので、仕方のない事です。
イノピに関してはもっと種を尊重してあげて理解してあげると、カクと違って分かりやすいのですが、
どうしても近年では情報が、グラ基準なのでソコが一番ダメなトコロです。
勿論の事、マダガスカル一括りパキポ一括りという括られた情報過多も論外ですので、まずはイノピをリスペクトしてください。
ですので、グラ基準は論外として、イノピ基準にすると分かりやすく伝えやすいです。
その後に、グラ。とかマカイ。とかなら。
僕も色々と書きやすいのですけど。。。
情報が根底からズレている為、文章で記載しようにも伝える事は不可能に近いです。
ですので、流行や情報は雑念にしかなりません。
この国に素晴らしいイノピが残して行きたいので、未来に話し相手お願いいたします。
イノピは開花が疎らで花時期も他の種とは異なってなかなか揃わないので、
繁殖用に残しておりましたが、扁平で完全に美しい株なので見惚れて貰える方のところに販売したいと思います。
イノピは最初の数年発根前後に拗らす事が多いので気になる方はこの株をこの機会にお見逃しなくお願いします。
開花もしますし、状態も抜群です。基本的には、ここ迄来ると、ほったらかしで問題ありません。頑丈な植物です。
紅葉も新芽展開も超綺麗なイノピですので、この機会にご検討ください。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2024/10/02(水)20:00 〜 2024/10/04(金)22:40
終了
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