No.24000113 Caudiciforms
パキポディウム マカイエンセ Pachypodium rosulatum var. makayense
マダガスカル原産
level 85 rank A
size S/12cm lowpot/
H22cm W25cm(全体) H16cm W25cm(植物のみ)
幹の直径8㎝
10年以上前の輸入株です。
マダガスカル南西部トゥレアのメナベ近郊マッケイ山麓に沿って点々と自生域を持つラブラノスさんの2004年の記載種です。
まず、マカイエンセの特徴は中目白の美しい花です。
僕が始めた当初、マカイマカイと言って新発見新記載種で褐色のボディにの山木に憧れたモノです。
当時はN澤さんがマダガスカルから少量ずつ輸入されていたのですが、欲しくても売ってすら貰えなかった記憶が有ります。
勿論の事、グラの数倍の価格での取引だったので、当時はマカイエンセがトップスターダムでした。
当時、やはり、カリクスやマカイの活着は鬼門で発根株等は10万を軽く超えるモノも多かった気がします。
僕自身、買える筈もなく、パキポに興味がだんだんと薄れていくのですが、その後、マダからの輸入も国内情勢の動向でストップし、十年くらいの月日が経ちました。
今から12~3年前にN澤さんが少しづつ輸入を再開するのですが、丁度、僕自身がパキポのbreedを始めた頃で親木を集め直し始めていた事もあり、
当時はグラでもマカイでも、あまり競争相手が居なかったので、花の頃には毎年見に行っていました。
その頃はエブルとイノピの白花種が希少価値が高く人気が高かった様な気がします。
で、旧来の2000年頃の初期のあの山のマカイと呼んでいる魔界をK子さんが実生していたので、その系統との交配を少しづつ始めました。
言わずもがな。その数年後にInstagramにてアホ程の塊根。。。パキポ人気が一気に高まり、高騰するのですが、
乱雑に扱われて、マカイやカリクスなんか山木買ってもロクに活着すらしないのに、グラを中心として、超大量輸入時代になるわけです。
乱雑な荒堀からの大量輸入。。パキプス重なって後の世で、パキパキ時代と呼ばれるのが、凡そ2014年から2024年くらいです。
マカイに関しては僕はうるさいので、マカイは産地により、実生苗も顔が異なります。
花弁のサイズも様々に雄蕊の形状もボディの顔かたちを見ればなんとなく、花を想像できるようになってきました。
グラ寄りのマカイも中には存在します。
祖はグラ、マカイ、ビカラー、カクの4種に関しては同系統の祖です。(ビカラーのみ少し本ロスラ寄り。)
ですので、マカイを購入の際は山木も実生苗も顔を選んで買いましょう。
マカイエンセが普通に誰でも買える時代です。
20年前には考えられませんでした。(勿論、当時は実生苗なんて存在しないので。。)
売っても、貰えなかったことを思い出します。
マカイの多くは、苗のうちは特に葉が大きい個体が多いので、細枝になる10年以上経過した株迄達しないと、ハッキリ言って、マカイは春から秋は観賞価値が低いです。
葉に埋もれているだけの野菜にしか見えません。ですので、鑑賞期は落葉期のみになります。
どちらにせよ。マカイはマカイなので、山木でも、ぬくぬく育つ水のあるところに生えれば自然と上に上に伸びあがって生育していきます。
扁平な株は岩場に張り付くように生育し、風通しの良い、あまり土もロクに無いような斜面などに自生している株が殆どです。
ですので、マカイに関しては他の種以上に購入時の選定が山木も実生苗もポイントになります。
グラには興味が無い僕ですが、マカイに関してはコレクターなので、参考にしていただければと思います。
今回の掲載株はバランスの良いコンパクトなサイズの整った格好のを選びました。
このバランスのとれた株を眺めていただければと思います。格好いいです。
遠い未来の花の頃にマカイコレクションでも開催出来たらと思います。
現地に行って一から勉強したい種のひとつです。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2024/10/02(水)20:00 〜 2024/10/04(金)23:00
終了
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